【手紙】 てがみ


  見せかけの友情。孤独を紛らわせる道具。(小田理恵子)

  白ヤギ・黒ヤギが食べた、お互いの用事。(橘 修子)

  書けば書くほど、本当の気持ちから遠ざかる。でも書かずにいられない。(中川淑子)

  顔が見えないから、本心が言える場合が多い。文字による伝達手段。(毎田佐知恵)

  一方的に相手の気持ちが書かれている紙。(南 典子)

  来ると返事を書きたくなる。どんどんたまって、捨てるに捨てられない。(安村智美)




 【敵】 てき


  生きがい。(小田理恵子)

  自分以外の者。(橘 修子)

  味方じゃない者。(中川淑子)

  何かにつけて反発する相手。(毎田佐知恵)

  私の心の中に悪意を植えつける人。(南 典子)

  味方になるより簡単だ。(安村智美)  



 【天国】 てんごく


  死を恐れる者に心の安らぎを与えるために考え出された装置。(小田理恵子)

  行けるかなぁ?(橘 修子)

  花畑が広がっていて、川が流れてて……。 ――つまらない言葉である。(中川淑子)

  誰もがいずれは行くだろうと考えている。(毎田佐知恵)

  生きている間に良い行いをした人が、最後に閉じこめられる所。(南 典子)

  そこには幸せがあると、愚かな人間が信じている牢屋。(安村智美)




 【電信柱】 でんしんばしら


  暴漢の隠れ家。(小田理恵子)

  この世で一番目立つ、犬のトイレ。(橘 修子)

  近くで凧をあげてはいけません。(中川淑子)

  何もしていないのに、ある時から車や自転車に嫌われる。しかし犬には好かれる。
                               (毎田佐知恵)

  鳥にとっては必要だが、車を運転する者にとっては邪魔な棒。(南 典子)

  初心者マークの運転手には特に邪魔なもの。車をぶつれられ、いい迷惑だ。(安村智美)


 
【伝統】 でんとう

 

  古き良きものとして皆に珍重され、守っていかなければならないと言われているが、誰もが
 その犠牲になりたがらないもの。(山口愛)
 
  これさえあれば恐くない。(多田雅子)

  神から与えられた使命のようで、もがいても破ることのできないもの。(友安由加利)


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