【内蔵】 ないぞう


 生きるも死ぬも、奴らの働き一つ。(瀬戸知恵)

 自分では、目にすることの出来ない、赤黒く渦巻く、未知の世界。(田川景子)

 なんでもすぐ欲しがる。私はいらないのに。(田中恵美)

 自分自身でわずらったくせに、他人でないと治せないやっかいなもの。(永原華代)

 家内工業の一種。死ぬまで働く家族分担。一歩違えば退職年齢へ。(畑 静香)

 これらのおかげで生きてることができるとは信じがたい、気味の悪い物体たち。(東美佐子)

 人間が自ら壊す諸器官。(堀中聖恵)

 体内で活動する生きもの。(村井絵美)

 もつ鍋の材料の一般的呼称。(山本都由子)



【ナイフ】


 小心者の携帯品の一つ。(瀬戸知恵)

 狂人の瞳と、呼応して輝く、鋭くて小さな破壊者。(田川景子)

 持ち歩くと別件で逮捕されるのは数ヶ月前。(田中恵美)

 物の形を変形させるための道具の内の一つ。(永原華代)

 原始に始まり現代にまで発展。スピード化して凶器となりつつある。(畑 静香)                          
 持つと人格が変わる。(東美佐子)

 すべてのものを傷つける便利物。(堀中聖恵)

 生きていくための道具の一つ。もしくは、一時的な凶器。(村井絵美)

 不良少年の必需品。(山本都由子)   




【名前】 なまえ


 瀬戸知恵。(瀬戸知恵)

 あらゆるものを区別するための、ひとつの手段。望まずに与えられる、最初の贈り物。
                                  (田川景子)

 重すぎる親の期待。(田中恵美)

 親が子供に対しての持つ一番最初の希望。(永原華代)

 一生持つ実用品と言える命名の始まり。どんな未来を背負って……。(畑 静香)

 下からよむと時にはえげつない意味になる場合もある。(東美佐子)

 一人一人の正式名称。(堀中聖恵)

 自分が自分である最初の証拠。(村井絵美)

 その通り育たない奴は多い。(山本都由子)
 



【悩み】 なやみ


  はぁ……。(瀬戸知恵)

  生き抜くための、大きな代償。尽きることのない、永遠の苦痛。そして、孤独の世界への道案内
人。(田川景子)

  芥川龍之介と太宰治が似合う動作。私には似合わない。(田中恵美)

  他人のものはどうでもいい。自分のは、こんなに重大なのに……。(永原華代)

  なくてはならない必需品。人生の段階を一歩一歩大人に近づく近道。(畑 静香)

  大なり小なり、人それぞれ。(東美佐子)

  頭を痛くする人間の所持物。(堀中聖恵)

  苦痛の人生の伴侶。笑顔の裏で生きる日陰者。(村井絵美)

  心を痛めるが、それに酔っている自分もいい。 (山本都由子)


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